ウチの連中の評価が何件か入ってるので、期待して観サー。
実に楽しかった。
客をこれだけ満足させられるプロ集団は、ざらにない。
呼び込み:会場引き込みのヨタな連中からして、サーカスの雰囲気満載。
サーカス芸はどこか後ろめたい昭和の便所臭さが漂ってる方がいい。
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番組は
道化・ジャグリング・通り抜け・マジック・動物・イリュージョン・バイクそして、空中ブランコまで。
一気に2時間。
ダレ場の客イジリ。プロの興業師の腕前までたっぷり堪能。
小屋外のウラがなしさまで含めて、満点。
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サーカス芸の「血」は今話題になってる地域とかなり関係がある。
あの地域は、沖積世~洪積世にかけて砂漠化が進んでいた。
つまり、農業出来ない。作物が育たない。
そこに、ゲルマン人だとか、十字軍だとかで西から大量にヒトが流れてきた。
そこで、多くの人が流離(さすら)うことになる。
で、ボーア人、ボヘミアン、ジプシーだとか野営流民・今では難民とも表現する。
彼女らは春を鬻ぎ、そして野営しながら流民芸人として生き抜く。
木下サーカスを、この視点で語れるようになると、結構本物。
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なんでヨーロッパ人が?
と思うなかれ。
彼らはゲルマン民族から略奪・強姦された者たち。
顔は西欧でも心は、東欧から中東。
ハイブリッド人。