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『無知の知』

 ドキュメンタリーを映画とは思わない。
 少なくとも映画には、監督、演者、劇場、客の4要素が必要。

 ドキュメンタリーには演者:役者がいない。そこに演技と言う芸が存在しない。
 劇場公開。
 いくばくかの鑑賞料払ったって、映画とは言わない。(主語:私)

 『無知の知』というドキュメンタリー作品。
 普通ならいかない。仕方がない、今年は映画観まくって、お正月映画観つくした。

 で、『無知の知』。

 もちろんだが映画ではない。

 ただ、そこにとてつもない役者がいたことに驚いた。

 細川護煕。
 銀幕に映っただけで、「ドン」とくる。

 県会議員、県知事、国会議員、首相まで上り詰めたオッサンが、たかが都知事選に堕ちた、
 ただならぬ存在感を認めた。

 原発を相手にひと波乱起こすのにはこういうハイタレントが必要。

 最初にして最後の映画出演(カモシレナイ)。

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2014年12月31日 17:42に投稿されたエントリーのページです。

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