ドキュメンタリーを映画とは思わない。
少なくとも映画には、監督、演者、劇場、客の4要素が必要。
ドキュメンタリーには演者:役者がいない。そこに演技と言う芸が存在しない。
劇場公開。
いくばくかの鑑賞料払ったって、映画とは言わない。(主語:私)
『無知の知』というドキュメンタリー作品。
普通ならいかない。仕方がない、今年は映画観まくって、お正月映画観つくした。
で、『無知の知』。
もちろんだが映画ではない。
ただ、そこにとてつもない役者がいたことに驚いた。
細川護煕。
銀幕に映っただけで、「ドン」とくる。
県会議員、県知事、国会議員、首相まで上り詰めたオッサンが、たかが都知事選に堕ちた、
ただならぬ存在感を認めた。
原発を相手にひと波乱起こすのにはこういうハイタレントが必要。
最初にして最後の映画出演(カモシレナイ)。