シンガポール籍の子どもと話してると、時々戸惑う。
お互いが借り物の言葉でコミュニケーションとってる。
一番戸惑うのが「時間」。
シンガポールイングリッシュには時制がない。
動詞が変形しない。
英会話ビギナーにはありがたいが、不自由する。
「行った」か「行きました」か「行きます」か「行くつもり」かがお互い伝わらない。
言語を奪われた民族の悲哀。
世界随一の貿易国。シンガポール。
あまり、多く語られてないが、シンガポールがこうなった原因は日本とフランスにある。
参考:『戦場にかける橋』
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表現力を奪われた国民は、帰る国がない。
年中出張してるサラリーマン。
国境がないだけ、グローバルなのかもしれない。
そういえば、華僑というライフスタイルはココだった。
これでいいのかもしれない。
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バカボンのパパ。
「これで、いいのだ。」
天才バカボン。半世紀近く遅れて、ようやく理解しつつある。