以前、サバイバルカードで金属探知機に引っかかって、泣く泣く、捨てた覚えがある。
それ以来、サバイバルナイフ関係はもたない。
先日も東京入りは無事通過、ところが帰福で、見事に引っかかる。
ピー・ピー・ピー嫌な音。
何も持ってない、ハズだった。
ところが最先端は見抜く。
なんと、パイライト:黄銅鉱の結晶。立方体のとても美しい結晶体。
鉱石だけど、誰が観ても、金属。
なくなく例のボックスに捨てなきゃいけないかと覚悟した。
価格もだけど、結晶体を捨てるというのはミネラリスト(鉱石収集家)にとって離婚書類にはんこオスより辛い。
「なんとかなりませんか?」
「何に使うのですか?」
「学校の教材です。」
「教育関係者を証明できるものは?」
「あります。健康保険証。」
「免許証は」
「あります!」
「鋭利な部分があるわけではないので、いいでしょう。今後気をつけて。」
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官憲に向かって、尻尾をぶんぶん。情けないけど、
手に入れた鉱石を手放すよりいい。