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金属探知機

 以前、サバイバルカードで金属探知機に引っかかって、泣く泣く、捨てた覚えがある。

 それ以来、サバイバルナイフ関係はもたない。

 先日も東京入りは無事通過、ところが帰福で、見事に引っかかる。
 ピー・ピー・ピー嫌な音。
 何も持ってない、ハズだった。
 ところが最先端は見抜く。

 なんと、パイライト:黄銅鉱の結晶。立方体のとても美しい結晶体。
 
 鉱石だけど、誰が観ても、金属。

 なくなく例のボックスに捨てなきゃいけないかと覚悟した。

 価格もだけど、結晶体を捨てるというのはミネラリスト(鉱石収集家)にとって離婚書類にはんこオスより辛い。

 「なんとかなりませんか?」
 「何に使うのですか?」
 「学校の教材です。」
 「教育関係者を証明できるものは?」
 「あります。健康保険証。」
 「免許証は」
 「あります!」
 「鋭利な部分があるわけではないので、いいでしょう。今後気をつけて。」

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 官憲に向かって、尻尾をぶんぶん。情けないけど、
 手に入れた鉱石を手放すよりいい。

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2014年12月18日 18:16に投稿されたエントリーのページです。

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