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大学講座

 今まで、大学での落語高座はざっと6大学。回数は10回前後。

 韓国での講座が3回。
 トンア大学とインジェ大学。
 国内は我が母校と他3校。

 今回。某大学講座へ初会。

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 はじめは気乗りしなかった。
 勘心にふって何とかしてもらおうと思ってた。
 けど、どうも通信環境整備が出来てなくて、ギリギリで行くしかないことになって。
 「まぁ行ってみるか。学生が落語なんて・・・。まぁネタにでもなれば。」
 という気持ちで乗り込んだら。
 全く違ってた(驚)。

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 初めて韓国で演ったときと同じ感覚。
 「反日感情が強い学生に、日本文化を理解できるわけないじゃん!」
 とんでもない、ガンガン来た。
 私だけの感想なら誰も信じないが、勘楽とこえびが証人。
 他に同行した連中は、・・・忘れた。誰だった?

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 昨夜の某大学学生は。活き活きしていた。眼ぇキラキラ。
 誰も眠ってない。深い笑いについてくる。
 おそらく、テントさんのシュールな笑いにもついてくる。
 私の母校なら、間違いなくおいて行かれる。私の簡単なくすぐりにもついていけない連中。
 こう言っちゃなんだが、私の母校の学生とはレベルが違う。都会の学生。
 ユニクロで聴講しているものもいなかった。ボーダー柄で付くと恥ずかしい。

 ハタと気付くと、昨夜の学生たちの先輩たちが福岡の教育界にどんどん進出している。
 占有率でいえば、5年後はTOPになる。

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 中国のスポーツ界が日本のコーチ陣に大金はたいて雇って、完膚なきまで日本のスポーツ陣をたたき落としたのと同じ構造。
 明治政府が大金はたいてアングロサクソン招いたのと同じ構造。

 私も、昨夜の学生たちに檄を飛ばした。
 「福岡の教育界を、君たちが支えよう。」
 私が檄飛ばしたって何の効果もないんだけど(笑)。

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 グローバル。
 田舎の学生にトレンド・プレタポルテ・アバンギャルドは理解出来ない。
 学生たちのファッションセンスが物語ってる。勝ち目はない。
 講座出席の服飾・センスにスキがない。アーバンユニバーシティの底力。

 田舎国立大学は衰退するしか残道はない。
 東京六大学が企業に優遇されるわけが解った。
 残念だけど、私の経験則は間違ったことがない。

 子どもは都会の高校・大学に通わせ、たほうがいい。

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2014年11月25日 17:35に投稿されたエントリーのページです。

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