カープのドツボの交流戦。ようやく終わった。
それは、5月の福岡ドーム連敗からはじまった。
二連敗を眼の前で観てた。スタンリッジと帆足に完ぺきに抑えられた。
その時、カープ女子を初めてみた。5月20日の日記にも書いてるが、広島ファンと言えばガラの悪さでは昔の、近鉄・南海クラス。
もちろん阪神には敵わなかったが(笑)。
それが・・・、外野席にオードトワレが漂ってた。
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「この現象は何なのだ!」
社会心理学的にしばらく考察していた。
きっと
① カープの持つココ一番の弱さ。
② 女性とカープのマイノリティの立ち位置の近似性
③ スタジアムの持つ解放感
が柱に違いない。と考察。
各論。
①に対して、おっさんたちは手厳しい。
期待していた打席で高橋慶彦が打たなかったら容赦ない罵声を浴びせてた。
ところがカープ女子は決してそういう応援スタイルを取らない。
母性で包む。
②に関して。
【カープ vs 読売】の構造は【専業主婦 vs ご主人】 【OL vs 上司】と全く重なる。
読売・阪神のファームと揶揄され続けたカープと、女性の位置。見事なほど重なる。
③スタジアムの解放感
スタジアムのカクテル光線に照らされると、選手も主婦も解放される。
年棒の差が一〇〇〇〇〇〇〇〇円以上ある広島のピッチャーが、読売のバッターを三振に取る。
家庭や職場ではあり得ない。
それを現実にするスタジアム。
まさに、『フィールドオブドリーム』
そこにカープ女子が惹かれる。
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昔からのおっさんカープファンは戸惑ってる。
これから、カープ女子がおっさんに近づくか。おっさんたちがファッショナブルになるか、楽しみ。