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博多座 6月大歌舞伎

 まだ興業中。マナーとして興業主に敬意を表して。
 大入り叶

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 ただ、チケットを買って観た者として、意見。

 亀次郎の猿之助襲名をイメージして木戸をくぐったのが間違い。
 あの時の
 『天竺徳兵衛』が残像として残りすぎて『鯉つかみ』を観た。
 愛之助が亀次郎とオーバーラップしすぎて。

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 『鯉つかみ』のイメージを膨らませるだけ、膨らませて観て、拍子抜けした。

 大蝦蟇と格闘する亀次郎と、大鯉と格闘する愛之助。
 役者が1枚も2枚も違う。

 愛之助をよく知らないが、ただTVで売れたからと言って本舞台で大見え切るだけの役者じゃない。

 これから行く人。ごめんなさい。

 染五郎の知盛はイイ。静御前は今一だけど、知盛になったとたん、フレッシュでエキサイティングに幽霊に圧倒される。

 高砂屋は昔から好き。いい立ち役。
 ただ、『恩讐の彼方に』は歌舞伎じゃない。浄瑠璃も入らない。
 新劇の髷物として観ると、泣ける。

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2014年06月16日 20:42に投稿されたエントリーのページです。

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