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「大人の・・・」

 福岡県民はおおよそ400万人と言われている。

 その400万人で一番落語を聴いているのが粗忽家勘朝。間違いない。
 小学生時代の
 『大正テレビ寄席』~『15回 鯉昇・文治二人会』まで。
 聴いて聴いて聴きまくってる。

 その勘朝をして、初めて聞いたネタがぞろぞろ。
 福岡だけでなく、本寸法東京でも、そう聴くことはできない。

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 『町内の若い衆』         勘楽
 『粗忽長屋 別解』        鯉昇
 『やかんなめ』           文治
  お仲入り
   大抽選会
     朝・楽
 『のっぺらぼう』          文治
 『天神山』              鯉昇

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 あまりに「大人の落語会」に、主催者驚いた。今日の落語会。

 はしゃぎ過ぎてる落語会しか知らない客が、息をのんでた。どこで笑っていいのか。

 そう。落語は笑えばいいってもんじゃない。
 でも、どこで笑おうが、勝手。
 つくづく納得。

 では6月のプレ200回で。

 (しかし、『粗忽長屋』の解釈にこういう論だてが残されていたとは。
 追っても追っても、落語の限界が見えない。
 つい先日『粗忽長屋』を論じたばかりなのに、もっと深い考察があった。)

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2014年06月07日 21:02に投稿されたエントリーのページです。

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