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『アメイジング スパイダーマン2』

 『スパイダーマン オリジナル』とは別物として鑑賞しないと、微妙な齟齬が生じる。

 このシリーズの敵役は、根底にスパイダーマンをリスペクトしている。
 屈折した深層心理を押えておかないとちぐはぐになる。

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 「モナリザ」に硝酸をかけけたり、ジョンレノンを撃ったり、アイドルタレントにカミソリ送ったりする心境。
 好きで好きでたまらないから、ストーカーに及ぶ。
   ex.『ミザリー』

 もう一つ、ピーター(スパイダーマンが一般人の時の名前)が、自分に無償の愛をかけることがリスペクトを憎悪に変える触媒になってる。

 ここを正しく押えておかないと、視聴中「????」になって中学生程度の理解になる。


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 スパイダーマン役はT.マグワイアーでないと、しっくりこない。
 仮面ライダーが本郷猛でないと、しっくりこないのと同じ。

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2014年04月28日 23:23に投稿されたエントリーのページです。

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