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ドキュメンタリー作品

 ドキュメンタリー作品を映画のジャンルに入れてない。

 映画には監督&スタッフと、演者と、客が必要条件。
 ドキュメンタリー作品に演者はいない。演技していない。

 監督の演出。カメラワークが作品に影響していることは事実。
 『カラコルム』ドキュメンタリー作品。
 日本探検隊の、中東からカラコルム氷河までの記録。

 何が驚いたって、今西錦司の動画があったということ。
 
 昔はドキュメンタリー作品が商業映画として収益を上げていた。
 テレビが幼かった頃。
 それはそれで面白い。

 ただ、作品の劣化は「映画」に比べて激しい。
 記録映像が文化遺産になってしまってる。
 客の眼に憐みがある。
 哀れんで観られるほど映画は落ちていない。

 同情するなら金をくれ。

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2014年04月08日 18:50に投稿されたエントリーのページです。

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