ドキュメンタリー作品を映画のジャンルに入れてない。
映画には監督&スタッフと、演者と、客が必要条件。
ドキュメンタリー作品に演者はいない。演技していない。
監督の演出。カメラワークが作品に影響していることは事実。
『カラコルム』ドキュメンタリー作品。
日本探検隊の、中東からカラコルム氷河までの記録。
何が驚いたって、今西錦司の動画があったということ。
昔はドキュメンタリー作品が商業映画として収益を上げていた。
テレビが幼かった頃。
それはそれで面白い。
ただ、作品の劣化は「映画」に比べて激しい。
記録映像が文化遺産になってしまってる。
客の眼に憐みがある。
哀れんで観られるほど映画は落ちていない。
同情するなら金をくれ。