「仮説で話を進めるな。」非仮説研究。
「現場で物を言え。」現場主義。
が内浜落語会の根幹。
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何度も、何度も、しくじってきた。
失敗しても、現場主義だけは譲らない。
お客様に見放されても、
口先だけの素人評論家に見放されても、現場にこだわって寄席を創る。
口ではなんとでも言える。
餅は誰にでも描ける。
絵にかいた餅では、腹は膨れない。
そういうこと。
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大学落研じゃあるまいし、内浜落語会は評論家は要らない。
稽古を重ねて、全体稽古で叩かれて、たくさん寄席に出て自分の芸に磨きをかける。
足しげく稽古会・商店街に通う者のみが実働部隊。
少人数精鋭の実働。フットワークが軽くていい。
勘尺の行動力が結実して、唐竜門がいよいよ実働する。
唐人町商店街に大きな大きな唐竜門のぶら下がりポスターがかけられた。
勘尺のなせる技。内浜落語会は係わってるものの、勘尺の腕で作り上げた。
残念ながら私には出来なかった。
まさに現場主義。
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実働してる者は、
映画も、読書も、TVも、ゲームも、時々は家庭・仕事まで、自分の時間を割愛して
落語に臨む。
必然、【眼】が違ってくる。
人はこれを狂気と言う。(『現代落語論Ⅱ』立川談志より)。
傍で観てるほど実践者に悲壮感はない。だから狂気なんだけど。