ツーリングの帰りに北九州を通って、驚いた。
人影がない。
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福岡がどうのこうのと話題になることが多いが、九州で一番の大都会はず――っと北九州だった。
福岡が注目される前、九州の玄関は北九州:門司、小倉・黒崎。
30年ほど遡(さかのぼ)ると、福岡市は何もなかった、西鉄ライオンズから見放されたころはさびれゆく街になりつつあった。
山笠が振るわないので大学生のバイトで凌いでた。
その頃の北九州は活力があった、年中真夏の雰囲気。
どの町へ行っても人であふれていて、道路は夜中でも渋滞してた。
高速道路が通ったのも北九州が先、政令指定都市も北九州が先。
福岡市は常に後塵にまみれていた。
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ところが、最近の北九州市はおかしい。
どの町通っても閑散としている。
黒崎駅前も、小倉界隈も、門司駅前も、渋滞はない。
スルーっと通り抜ける。
黒崎駅前より香椎、大橋、西新の方が賑わってる。
秋だからかもしれないが、秋風が変に似合ってる。
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谷・末〇・〇橋という官僚主導のまちづくりの失政(に違いない)。
どんな素人が観ても解る。
良くも悪くもイエスマンだけで街を作るとこうなる。
あと20年もすると、人口60万人切ってる。間違いない。
若者の流出が止まらない。
小賢しい若者が活躍する町ではない。
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北九州市民から言わせると、大きなお世話だろうけど、声を大にして言いたい。
「がんばれ北九州。どうした北九州!」