予告編より面白かった。
ベースボールムーヴィーはスタジアムのどよめく空気、大気・気団のようなものがどこまで伝えられるかが大きな要因になる。
日本の野球作品はどれもこれもお粗末。
『ルーキー』という作品だったか、おそろしいほどの空虚な出来上がりに驚いた。
高校野球の熱気を1%も表現できてない。
ディレクターは野球を知らない人だ、と自分を納得させないと、虚しくて先へ進めなかった。
野球を映画にする技術を日本人は持たない。
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『42』
完成度は日本作品を比べたら高いけど、メジャーリーグが舞台ならそれだけのエキストラを使わないと消化不良のまま。
ハリソン・フォードはさすが。
役作りに、体型・表情・しゃべり方・歩き方から変えている。
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ドジャースは最初ニューヨークの球団で、 ピッツバーグという都市がアメリカ社会でかなりバカにされてて、フィリーズが結構差別的な球団で、・・・。
という表現。
情報(ウラが取れてない)として描いてある。
アメリカ人でないと理解出来ない背景がある、ようだ。