若者たちを、観てると、毎日「いっぱいいっぱい」で生きてる。・・・感じがする。
何に追い立てられているのかは、知らないし、気付きもしない。
(この接続助詞「し」の使い方は間違ってない。)
勉強も、仕事も、遊びも、恋愛も、結婚も、出産も、稼ぎ方も、育児も、死に方まで、
いっぱいいっぱいで、生活している。
ばかばかしいと思わないのだろうか、たかだか80年前後しかない、短い生活タイムなのに。
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若い教員時代。
級訓(教室前面のスローガン)に【遊び半分】と掲示して、当時の校長ともめた。
校長室にあった
「【よく遊びよく学べ】と同じだ。」と主張したが、
「【遊び半分】という言葉の裏に君の【不道徳観】が見え隠れする。」との主張に、
「なかなか上手いこと言うなぁ。」
と笑って、【遊名人】で落とした。自分の不道徳を否定しない。
当時日本中の学校で、最高のキャッチだった。
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今の若者、学生、労働者、教員たちは、遊ばない。遊ぶ時間もない。とにかく追われている。
子どもとも、同僚とも、異業種とも、労働者とも、わけありとも、後輩とも、先輩とも、プロとも、芸人さんとも遊ばない。
遊び友達が多すぎるのも困るが、遊ばないのもどうかと思う。
毎日いっぱいいっぱいの生活。若者達が、疲れきってる。
いっぱいいっぱいのアンチテーゼとしての、遊び半分。
で、遊び半分を主張する。
どっちが楽か、誰でも解る。
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落語でも聴いてりゃ、そのうち解る。