映画情報で、『ボーン』シリーズのハングル版とだけ、下準備。
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おそらく、今夏の一番☆。
相対評価なので、他がショボいということでもある。
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『ボーン』シリーズの焼き直しには違いないが、ここまで迫った作品なら、客は満足する。
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早いカット割り
ハンディカメラワーク
リズムに乗せたアクション
タイムラグ
生活用具を使って危機脱出
リビングランチルームアクション
等々
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書くのは簡単だけど、作品に仕上げるのは並みの演出では出来ない。
おそらく、膨大な捨てフィルムがある。
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誰も知らないけど、俳優がいい。
大河ドラマに出て喜んでるクラスの俳優レベル、をはるかに超える。
ハングル映画に日本映画は、少なくとも5年は置いていかれてる。
家電製品の縮図でもある。
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とても残念なのは、ラストがあまりに安っぽい。
監督が途中で代わったのかもしれない。
100分間近く、ぐいぐい引っ張っておきながら、あのラストでは、もったいない。
100分前後走ってきて、ラストで一気に置いていかれる日本人マラソンランナー。
ラストで、役者も監督もカメラも照明も美術も全員ヘタってる。
もったいない。
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人種は関係ない。いい作品はいい。それだけ。とても簡単。
それが、映画。