« 訂正 | メイン | 『慕情』 »

『オブリビオン』

 世界核戦争後、人類ほぼ全滅。残された者はどう動くか・・・。
 この設定でSF映画が作成されることがよくある。

 広い意味で言えば『猿の惑星』も同じカテゴリーに入る。
 この群での秀逸は『渚にて』で決まり。

 ---------------

 早くから映画化した方が、様々なアイディアが手つかずで残されているから、客へのインパクトは強い。

 ただ後発ジェネリック作品は、様々なアイディアをつまみ食いすることが出来る。
 もろ食いすると、著作権侵害でやられるから、適当にあちこちから摘まんでくると、それはそれでまた面白い。

 前置きが長くなったが、
 『オブリビオン』はまさにその典型。

 ----------------

 『トータルリコール』『マトリクス』『渚にて』『2001年』『エイリアン』『アイロボット』あたりから美味しいところをたくさん取ってきている。
 まだ他の作品もあったけど、忘れた。
 観てる途中は、思い出すけど、半日立つともうダメ。

 --------------

 結構面白かったが、2回観る気にはならない。

 登場人物が少ない。
 トム・クルーズ出すぎ。

 2時間出っぱなし。
 彼のファンはいいだろうが、食傷気味。

 --------------

 パラレル仕立てになってて、ストーリーはもう一度さらって観た方がすっきりするのだろうけど、トム・クルーズはもうしばらくいい。

About

2013年06月02日 07:49に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「訂正」です。

次の投稿は「『慕情』」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.32