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受賞雑感

 長嶋、松井の国民栄誉賞受賞で、購読新聞で意見が分かれているところが、面白い。

 朝日新聞では、「受賞基準を明確に」と言った意見が多い。もちろん、「長嶋受賞は反対だ。」とはいってない。長嶋の【発達障害キャラクター】は概ね受け入れられている。

 読売は、もちろん万々歳。

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 国民栄誉賞は、微妙な世間の潮目を読むところが面白い。受授賞のタイミングもある。

 王貞治の時、やる賞がなくて仕方なしに、創ったようなもの。
 文化勲章じゃないし、文部大臣賞でもないし・・・。といった按配。

 受賞辞退という拒否もカッコイイ。
 福本、イチロー。
 このクラスになると、そういうカッコよさがある。

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 高橋尚子が受賞して、谷亮子の始末に困った。
 メダルの数からいっても谷の偉業は文句なし。
 仕方なく、内閣総理大臣賞(だったかな?)でお茶を濁した。

 先日この謎を漫才ナイツが、見事解き明かしていた。
 「谷良子があまりにカワイすぎて、国民の反発を買う。」と。
 的を得た、ネタづくりに大笑いした。

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 三国連太郎。前回授賞に近すぎた。
 本来ならあがってもいいと思うが、素行女癖が悪すぎるか。そういう面で行くと、歌舞伎役者は永遠にだめだろう。
 でも相撲取りの女遊びの方が図抜けている。

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 もどるが、受賞辞退は結構カッコイイ。
 賞が重くなればなるほど、カッコよさの度合いは増す。

 マーロンブランドのアカデミー賞拒否。
 コメントもカッコ良かった。

 大江健三郎の文化勲章拒否。
 でも、大江健三郎はノーベル賞の誘惑に負けた。

 やっぱりサルトルのノーベル賞拒否。これを越えるカッコよさを知らない。

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2013年04月14日 08:18に投稿されたエントリーのページです。

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