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レスリングに関する一考察 1

 全生命体が持ってる、特質・本能はいろいろあるが。最優先は種の保存。
 自己防衛は種の保存のパーソナル型。

 「種族維持のあるなしで生命・非生命が分かれる。」と教わった。もしかすると現在の学問はその次に進んでるかもしれない。

 生命体は種族維持のためなら何でもする。
 単細胞生物も細胞膜を持たないウィルスも、生き残る方向にしか行動しない。というか、出来ない。例外を知らない。99.9%ない。

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 論は飛躍するが、哺乳類の行動はとても解りやすい。

 より効率よく環境になじみ、種族保存のために、画期的な方法を編み出した。SEX。
 ゾウリムシにSEXはない、たまに核酸交換のために合体するが、SEXとは程遠い。生殖器官がない。

 SEXを発見して、種族維持の競争がより過酷になった。

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 論はまたまた飛躍するが、種族維持競争に伴って格闘が起こる。
 サイもムササビもイルカも格闘する。
 ましてや類人猿の格闘は知略の限りを尽くす。集団で格闘するようになった。

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 論はまたまたまた飛躍するが。
 人類は、集団格闘での種族維持システムが誤作動起こしつつあることに気がついた。
 種族維持と乖離していく集団格闘の愚かさに気がつきつつある。
 人類が生き残る方向に動いている。

 集団格闘を何とか避けるために、『長(おさ)』を決め、格闘をセレモニー化するようになった。

 セレモニーはスポーツへと進化した。レスリングの根源はここにたどり着く。
 
 ようやくタイトルにこぎつけた。
 レスリングの登場まで46億年もかかった。

                       (続く)

 今回のリポートは長くなりそうなので、単発で。
         (参考:『ホモ・ルーデンス』『カイヨワ理論』)

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2013年02月14日 14:55に投稿されたエントリーのページです。

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