憑かれたように映画に通ってる。
「未来より過去の時間の方が多い」から、残された時間くらい好きにさせてもらおう。このセリフは『デンジャラスラン』より。
今年はいい映画が多い。
この作品もいい。
☆☆1/2。
最近の映画の特徴だが、よく逃げ回る。
その逃げ方が半端じゃない。
『崖っぷちの男』
『ハングリーラビット』
『トータルリコール』
『コロンビアーナ』
どの作品でも逃げる、逃げる、そして、逃げる。
ビルの屋上を、高速道路を、路地裏を。ビルから飛び降りる。それをカメラが追う。
クレーンショットで追う。レールショットで追う。ヘリショットで追う。ハンディカメラで追う。
動かない銀幕と、客を、アクションに引きずり込む。
このあたりのテクニックは、ハリウッドの最も得意とするところ。
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デンゼル・ワシントンの渋い演技が際立つ。
「俺はプロしか殺さない。」
と、ライアン・レイノルズを小馬鹿にする。
殺してもらえなかった屈辱と、命拾いをした安堵を、R.レイノルズが眼で表現する。
上手いよなぁ。ハリウッド。
で、CIA。
どんな組織なんだ。
公務員。これだけ映画に利用されて、実態も映画そのまま、・・・なわけない。
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次は『ボーン・レガシー』。これもCIA。
ハリウッドは、CIAの広報部か?
CIAなら、それくらいのことやりかねない。