最近の作品にしては、封切り1週間でそこそこ観客動員している。
提灯持ち映画評論家が、これ以上ない賛辞を送ってるが、話半分でちょうどいい。
ヒューマンドラマを好んで観るウォッチャーではない。たまたま他の映画がなかっただけ。
『プロメテウス』は主演女優が大根だから二度と見ることはないし、『デンジャラスラン』も『ボーン・レガシー』も封切りされてない。
完成度も高いし、構成も、デティールも、笑いどころも上手に散りばめてあるけど、配給会社が絶賛するほどのことはない。
好みにもよるだろうけど、☆☆というところ。
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残念な点を二つ。
① ラスト引っ張りすぎ。バレバレ。
2分縮めて、シュッとサゲてくれたら、客はもっと泣く。
② 『最強のふたり』という邦題。
センスのかけらさえ感じない。
配給会社の営業部長あたりが付けたのだろうけど、そんな営業部門サッサと解散した方がいい。バカな上司と仕事してると、セクト自体の感性が腐敗する。