オリジナル版に表現してない、様々な諸事情がある。
映画は製作時代を反映している。だから、過去の映画を語る時、いつ作られたかが大切な指標となる。
リメイク版『トータル・リコール』。
そこに、格差社会・リストラ・派遣切り・デジタルディバイス・ソーシャルスキル・搾取被搾取、等々の問題が表現されてる。まさに2012年公開映画ならでは。
2042年の時代を生きてる者が観た時、
「30年前ってこんなだったんだぁ。」と考察する。
今、30年前の『トータル・リコール』を観た時、先見性に驚く部分と全く的外れな考察に笑う部分がある。
少なくとも30年前誰もネット社会が世界を席巻しているとは想像だにしてなかった。
-----------------
そういう視点で『リメイク版 トータル・リコール』を観る・視るととても興味深い。
==================
映画の最初の作品は月旅行SF映画だったことを考慮しても、映画の近未来アプローチとしての力強さに驚く。
で、明日また『トータル・リコール』観に行こう♪。