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ニコラス・ケイジ

 ニコラス・ケイジ主演映画二本
 『ハングリー・ラビット』
 『ブレイク・アウト』
 両作品ともサスペンスで主人公ニコラス・ケイジが、追いつめられる。

 『ハングリー・ラビット』
 アメリカの社会不安の根深さが、テーマ。
 正義が通らないので、私的組織が警察に代わってリンチするという。
 『ダーティーハリー』もスタートはここだった。
 これを認めたらとんでもない社会になる。
 
 この作品がそこまで提起してるわけじゃない。そこまで目くじら立てることもない。
 で、たいしたことない作品。

 『ブレイク・アウト』
 ニコール・キッドマンが奥さん役。老けたとはいえ、美しい。
 キャッチコピー「臨界に達する、緊迫感に あなたの忍耐力がためされる」
 どの程度の臨界なんだろう。低すぎる。
 この程度で客は興奮しない。

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 落語で熱くなった、頭を冷やすのには適した二本。
 ひと月もすればストーリーさえ忘れてる。

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2012年07月01日 18:12に投稿されたエントリーのページです。

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