ニコラス・ケイジ主演映画二本
『ハングリー・ラビット』
『ブレイク・アウト』
両作品ともサスペンスで主人公ニコラス・ケイジが、追いつめられる。
『ハングリー・ラビット』
アメリカの社会不安の根深さが、テーマ。
正義が通らないので、私的組織が警察に代わってリンチするという。
『ダーティーハリー』もスタートはここだった。
これを認めたらとんでもない社会になる。
この作品がそこまで提起してるわけじゃない。そこまで目くじら立てることもない。
で、たいしたことない作品。
『ブレイク・アウト』
ニコール・キッドマンが奥さん役。老けたとはいえ、美しい。
キャッチコピー「臨界に達する、緊迫感に あなたの忍耐力がためされる」
どの程度の臨界なんだろう。低すぎる。
この程度で客は興奮しない。
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落語で熱くなった、頭を冷やすのには適した二本。
ひと月もすればストーリーさえ忘れてる。