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『ぼくのエリ、200歳の少女』 外伝

 去年『モールス』を観た時、疑問があった。

 アメリカ映画は、よくも悪くも、子どもを作品中で殺すことはない。もちろん例外はあるにしろ、殺さなくても済む場合は98%殺さない。

 ところが『モールス』では情け容赦なく、殺してた。
 「アメリカ映画にしちゃ珍しいな。」と少しだけ違和感を感じてた。
 ようやく答えが出た。
 リメイク版で本作に忠実に作ると、こうなる。

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 北欧という所は、白夜あり、太陽の出ない時期が数カ月続く時期ありで、アジア系には理解できない思想信条がある。
 思想信条風土は、映画・娯楽・風俗に反映される。犯罪にも影響する。北欧型犯罪という分野もある。


 生命感も異なる。
 『ぼくのエリ、200歳の少女』では、小学生中学生殺人もある。作品中でそれを正当化(正義化)しようとしてるところが凄い。もちろんアジア圏では無理がある。

 また、12歳の娘の大胆な描写もある。ひさしぶりにモザイク画像を観た。
 日本では、もろに児童ポルノ禁止法にかかる。
 それをビシリとおじけることなく表現してるところも凄い。

 『ドラゴンタトゥー』も確か原作は北欧だった。

 北欧映画も結構イケてる。

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2012年06月15日 19:41に投稿されたエントリーのページです。

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