そういえば、最近映画について書いてない。
行ってないこともないけど、駄作続き。どうしようもない作品ばかり。論評のしようがない。
ここ1カ月で一番駄作なのが、『バトル シップ』。邦題『駆逐艦』。
艦隊は、おそらく、人類史上最高の戦闘システム。
戦争が、制海権から制空権に変わる頃まで、比類のない最高なシステムだった。
その辺りは、近辺にいる戦争オタクに語らせると、半日語ってくれる。
ペリーから、大英艦隊、バルチック艦隊、帝国艦隊、山本五十六まで。
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で、『バトル シップ』。
艦隊対、宇宙侵略者。
『インディペンスデイ』や『新旧・宇宙戦争』の作りと異なるのは、最初から最後まで、戦闘場所が海。だから『バトル シップ』。駆逐艦『ミズリー』。これ以上書くとネタバレ。
宇宙からの侵略者を駆逐する。水際排除。
微妙に日米開戦、真珠湾攻撃を隠し味にしている。日本人として、穏やかじゃない。
浅野という、俳優が出てるが、【猫目】で眼の演技が見えない。
眼光を隠す武士道ムーヴィーならいいけど、眼で勝負する、映画には不向き(だと思う)。
観に行く必要は全くない。
4ヶ月後のDVDで十分。『インディペンスデイ』のウイルスミスのほうがどれだけましか。