« 病気休暇 | メイン | 世代交代 »

『第178回 商店街寄席 第2回 勘楽独演会』

 お詫び
 長い病気休暇をありがとうございました。
 ご心配をおかけしました。
 ようやく復活いたしました。

  ------------------

 『第178回 商店街寄席 第2回 勘楽独演会』無事終了。

   番組
     『つる』       楽狐
     『祝いの甕』    勘楽
     お仲入り
     『天狗裁き』    勘栄
     『五人廻し』    勘楽

 つる:楽狐
 テクニシャンぶりを発揮して、本年のスタートを無事切ってくれた。
 簡単な噺の方が、難しい。小ネタでお客様に喜んでいただいた。こういう器用な演者がいると、席亭はとてもありがたい。
 2月の上方落語会が楽しみ。

 祝いの甕:勘楽
 豊富な持ちネタから、選んできた。持ちネタが多いと、こういう時、楽。
 笑いの多いコミカルなネタ。ちょっと下ネタがかるが、さらりとやってた。

 天狗裁き:勘栄 ネタおろし
 上方を江戸落語に直す難しさが出た。米朝師匠を聴き倒すと、どこかに口調が出てくる。
 ネタおろししたばかり。今後練りこんでいくのが楽しみ。高座経験も豊富になってきて、演者としての成長も楽しみ。

 
 五人廻し:勘楽 ネタおろし
 超がつく難易度の高い噺。よく稽古していた。稽古に何回か付き合ったが、その度に修正し、磨きをかけてきた。
 プロの師匠方との交流も、勘楽の演者としての深まりを味わい深いものにしている。
 【眼】が人物のそれになっていた。
 あらを探せば、ネタの完成度とマクラの完成度がずれてたのが残念か。
 それだけネタを稽古したということだろう。
 『五人廻し』をここまで演れる、20代も凄い。遊んでないと出来ない。

 -------------------
 打ち上げでかなり危ない話が出てきた。
 みんなそれぞれ脛に傷持つ連中ばかり。
 
 今度キャバクラという所に連れて行ってもらおう。
 勘楽が『五人廻し』をあれだけ演じるのも、キャバクラへの投資があったからこそだろう。研究熱心で感心な青年だ。彼女には秘密の研究。

About

2012年01月29日 11:40に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「病気休暇」です。

次の投稿は「世代交代」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.32