マレーネ・デートリッヒ。
『モロッコ』で、裸足で歩いて行くシーンがあまりに有名。『情婦』よかった。
ラスト10分でのトリック、どんでん返しそして見事な3段オチ。
映画として最高の出来。観客が引きずりまわされる。
しかもM・デートリッヒの歌も聴かせてくれるし脚線美も出る。
いい女優。歌でも脚線美でもアンニュイな瞳も不世出。何度でも観たい。
この映画を『もう一度観たい映画』に上げてくれた選者に感謝。
腑に落ちないのは『情婦』という邦題。誰が付けたのか知れないが、品のないことといったらない。
しかもネタばれになってる。
「逮捕されるのは不名誉なことではない、王様も政治家も司教も逮捕された人は大勢いる。」
上手いこと言うなぁ。
ビリーワイルダーの上手さ。