ベトナム戦争が、アメリカ人にも大きなダメージを与えていたことがわかる。
さっさと手を引いていれば・・・とも思うが、そう簡単に割り切れない時代だった。ベトナム戦争の頃毛沢東は生きていた。
『7月4日』『プラトーン』『ランボー』『グッドモーニングベトナム』『地獄の黙示録』『地獄の7人』等々に与えた影響は、計り知れない。
ただ、名作に違いないが、所詮アメリカ映画でしかないなぁと思わされる部分もある。
マイノリティーの描き方。
今回は、東南アジア系の民衆の描き方。側面しか見てない。
圧巻は【ロシアンルーレット】。何度見てもハラハラする。ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケンの演技に尽きる。
あのカットの後二人は、現実に戻れたのだろうか。戻ってるのだろうけど。
濡れた瞳をどうやって演技で出すのだろうか。
名優は自律神経系さえ、演技する。伝説のシーン。
来週『風と共に去りぬ』がかかる。
これまた、アングロサクソン側からしか黒人を描いてない。名画には違いないが、マーガレットミッチャムは自己の差別性に気付いてない。
KKK団を評価している。観れば解る。
よって、パス。