佐賀~長崎~福岡へのツーリングから戻ってきた。
08はまったく留守番の任を果たしてない(笑)。
今回のツーリングで、いろいろ考えた。佐賀と長崎と福岡の活況度合。
地域振興のカギは、行政が持っている。さまざまな手立てを持って地方都市の再生を目論む。
記憶に新しいのが、大分県の名将平松県知事。
彼の登場で大分県は一気に活気づいた。それまで、別府と高崎山頼りの大分に、湯布院をデビューさせ、【カボス】【ゆず胡椒】【関アジ】【豊後牛】、世に名をはせた『一村一品』を全国に広めた。
平松知事の下、行政の若手がバリバリ働いた。その一人と知り合ったが、とても公務員とは思えない思考を持っていた。
で、大分に、別府以外で全国から人が集まった。
今、長崎はきている。人があふれている。
平日は修学旅行生であふれかえり、祭り(春はハウステンボス、夏は精霊流し秋は長崎くんち、冬はランタン祭り)で人を集めている。軍艦島も、ランタン祭りもデビューさせた。
鹿児島も、熊本もそこそこ来ている。
で、佐賀。
佐賀空港に立ち寄って驚いた。惨憺たる情景。
津波もない、放射線もない、風評もない、人もいない。そして、空港なのに飛行機が一機もいない(驚)。無駄に広い飛行場が横たわっているだけ。
吉野ヶ里と唐津くんちと熱気球だけではひとは来ない。
あの九電癒着バカ知事の下じゃ行政マンだって働く気はしない(だろう)。
知恵のある奴は、福岡か、上方か、東京に出て行く。
〇尺も、〇姫も、〇Bも九州の地方から福岡に出てきた有能な人材。
佐賀には行かない。
佐賀の有能な人材は、知事があれじゃ、残念ながらほとんどが県外に流出する。
こんな時だからこそ、行政の力強い指導が必要。
県庁に有能な行政マンはいない。仮に、有能な県庁マンがいたとしても、才能の発揮場所がない。才能があれば佐賀空港を何とかしている。
閑散とした佐賀の玄関口、佐賀空港で茫然と、考えた。
バカな行政が考えた数年前の佐賀のキャッチコピー
『佐賀をさがそう。』って。住人がさがすようじゃ、トホホ。
元気になってほしい。
古湯の富士町に隠遁生活を送ってる(失礼)、名プランナーがいる。彼のような人を前面に押し出せば必ず振興する。人材は留めて、使わなきゃ。
佐賀空港が潰れないことを、願っている。