九州電力のTVCMを最近視ない。
TVそのものをほとんど視ないから、視る機会も少ない。ラジオのCMも最近聴かない。
あってるんだろうけど。
とてもアットホームで心安らぐCM。家族のぬくもりや、人と人との繋がり、ふれあいをテーマにしている。
そこに電力会社として何かお手伝いさせてください、・・・みたいな。
そこに物凄い偽善があることにそろそろみんな気付いてきている。気付かない人は、それはそれでいいんだけど。
毎日毎日新聞で叩かれてる、佐賀知事と九電の癒着。
第三者委員会(正式名称忘れた)のおっさん(弁護士、名前忘れた)がヒーローに見える。ヒーローでも何でもない、常識的なこと言ってるだけ。
知事のパーティ券をただならぬ金額を九電が買ってるだの、知事の面談での発言を(九電が)先読みして、知事に迷惑かけただの。
よくもまぁヌケヌケと。
こういった癒着がほんの一部でしかないのは、中学生でもわかる。解らないということは思考が中学生レベルってこと。中学生のレベルは結構高いけど。
九電がやってることと、CMの乖離があまりに激しすぎて、物が言えない。
アットホームを表で見せておいて、裏では真実を秘匿して、電気代を有無を言わさず、徴収しようと体質。
偽善。
だから正義を振りかざす奴は信用できない。
善人は退屈なだけだけど、偽善は【ワル】より悪い。
例のCMに、払った電気料金が使われていると思うと、歯噛みしたくなる。
世の中、頭のいい連中が動かしている。頭のいい連中は決して自分たちが損しないように世の中を創っている。しくじったら、すぐ頭を下げる。しかし、決して損はしない。
水俣も、薬害エイズも、NHKも、東電も、九電も。謝罪している顔の下で笑ってる。
九電社長は辞めないし、東電来年から値上げする。値上げされても誰も文句言えない。不買運動も出来ない。
2000年の日本の長い歴史で、偽善者に市井の人々は勝ったためしがない。とても残念。