人生相談に相談する奴は、ハナっから答を知ってて、解答者が同じ意見を出してくれるのを待ってる。そんなのに付き合ってる暇はない。
読む暇もないが、たまに活字に飢えてるときに読んでしまうことがある。
読んで、必ず後悔する。今回は思いっ切り突っ込ませてもらった。
ネタ元を読み捨ててしまったが(週刊文春か週刊新潮)、質問者はバカな20代男。
(20代は全員バカだから仕方がない。もちろん私も20代はバカだった。)
【自分は、異性にもててもてて仕方がないので一夫多妻制がいいのではないか】
と質問している。
このバカが愚かなのは、解答者:伊集院静の過去を知らないところ。
伊集院静香の回答が。「イマスグシネ!」。
「バカは死ななきゃ治らない。」を文章の一つ下の層に埋め込んでる。
もちろんこのバカはそんな佳文は知らないから。
「何だこのオヤジ!」くらいしかわからない。
週刊誌編集部の上手いところは、読者は多くが伊集院静香の何たるかをしってて、載せている。知らないのは質問者だけ。
何だか、TVのバカいじりの様相。
では、勘朝流なぞ解き。
伊集院静香は、当時世界で一番の美女をモノにした。
G.ケリーもC.カルディナーレも大年増。S.クリステルも、ドヌーヴも峠を越して、小泉京子はまだ小学生、彼女の前には誰もいなかった。
その麗人は、あまりに薄命で、美しいまま死んでしまった。誰にも越されないまま逝ってしまった。まさに菩薩だった。
伊集院静香はその佳人に才能の限りを尽くして見取った。
ハーレムを否定はしないが(否定しろよ)、100人の凡女と婚姻生活するより、世界一の女性を見取る方が、どれだけ、男として生きてる感じがするか。
女性もまた同じだと思う。違ってたらごめんなさい。
週刊誌にさらされてるこのバカ。
バカだから、解答者の言うとおりに、死にはしない。まだ20代だから仕方ない。
もし、死んでたらバカじゃない。バカだから死んでない。メビウス。