東北の名所旧跡を全くリサーチせずにスタート。
行く先々で
「なぜ今頃来ましたか?」と聞かれる。仙台でも、岩手でも、青森、秋田、山形でもあと3日早かったら東北の夏祭りに出会えたらしい。
また、名所と言われるところをほとんど周ってない。
「なぜ?」と尋ねられたら、「名所旧跡祭りより原発・津波災害の方に関心があったから。」と答えるしかない。
ただ、ツーリング仲間の意向も尊重しなければならない。
で、旅後半は名所旧跡コースへシフトダウン。
青森で『白神山地』ここは世界自然遺産に指定されている。もともと、ブナ林に興味はあったのでバイクで途中まで登り、ブナ林へはトレッキング。
秋田は八郎潟。広大な埋め立て地に驚く。今なら絶対にこんな途方もない埋め立てが出来るわけない。
秋田の郷土料理と地酒が美味かった。
山形は突っ走る。
新潟着いて、佐渡島があることに気付く。佐渡へ寄ろうということになり、コース手直し。
ところが、佐渡島はあまりに遠くて、広かった。
能古の島に毛が生えたくらいと思っていたら、往復5時間、1周300Kmと聞いて驚いた。丸1日がかり。あまりに認識不足。
どうせここまで来たので、行くことに決定。このあたり、宿泊予定をゆるく設定しているので、何とかなる。ツーリングのいいところ。
で、佐渡島へ。バイクごとフェリーで渡り、佐渡ばしり。
佐渡と言うと、『罪人の島流し』といったイメージだったが、島民にとってはあまり触れられたくないネガティブな側面のようだ。
金山、トキ。また、波触甌穴(はしょくおうけつ)があった、これに一番驚いた。
早朝にわたって、夜遅く新潟戻り。