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『復讐走査線』

 久しぶりのメル・ギブソン。随分おじさんになってる。
 
 『96時間』(リーアム・ニーソン)のような、強いお父さん、娘の復讐物語。沈着冷静に行動していく。母親が全く出てこない。母親が出ると感情が先走る。
 出てくる男たちが全員冷静。プロとして仕事をしていく。作品がしまっている。

 
 作品内容が、今の社会情勢に、微妙に触れるところがある。
 もしかすると、『ヒヤアフター』のように上映打ち切りになるかもしれない。気になる人は、今のうちに観ておくことを薦める。
 『ヒヤアフター』を観損なった人たちは、後悔している。DVDで観られるようになるまで少なくとも5年はかかるんじゃないだろうか。

 『復讐走査線』もそんな可能性がある。たいした作品じゃないけど。
 『陰謀のセオリー』と同レベル。


 メルギブといえば、デビューの『マッド・マックス』が秀逸。ラストが鮮烈だった。

 で、上映中『127時間』のラストと関係するところがある。『127時間』観てない人は想像しながら。

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2011年08月01日 18:19に投稿されたエントリーのページです。

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