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『アメリカン・グラフティ』

 グローイングアップムービーの名作。F・コッポラがプロデュース、ジョージ・ルーカス監督で駄作のはずがない。

 60年代。宵の口~翌朝までの、アメリカティーンエイジャーたちの息遣いが、見事に表現されている。音楽に疎いものでさえ、流れてくるオールディーズは変に懐かしい。
 これ以降アメリカはおかしな時代に入っていく。戦争、ヒッピー、ドラッグ等々。その直前の若者群像。

 名画『スタンドバイミー』でさえ、かなり影響受けている。
 『スーパー8』は『スタンドバイミー』の影響受けているから、糸を手繰れば、『アメリカン・グラフティ』にたどり着く。

 まだアメ車が全盛の頃、これからじわじわと日本車が全米を席巻する。
 『バックトゥーザフューチャー』では、トヨタ車が完全に出てくる。この作品で【日本車】がチラリと言葉だけで出てくる。60年代はそういう時代だった。
 
 ハリソン・フォード大ブレイク直前の作品。
 彼の才能を見抜いたジョージルーカスが『スターウォーズ』で開花させてる。両作品とも、ドライバー(運転手)として使っているところが面白い。

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2011年07月03日 07:44に投稿されたエントリーのページです。

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