時間をこしらえて観に行ったが。ダメだった。
製作者の意気込みと、客が見事に離れてる。マニアックな客のみに好まれる映画。
『砂の器』を意識した、四季をモチーフに抒情詩画像。もっと刈り込みが必要。だいたい無駄画像があるから、多すぎるから長すぎる映画になってる。
監督は、撮影した映像を捨てる時がもっとも辛い。
捨てて、捨てて、ようやく2時間前後の作品が完成する。
どうしても名画は長くなるが、長けりゃいいってもんじゃない。
山崎ハコ。女優としても暗い。トラウマ負った役しかできない。どんな役でもこなせるのが俳優。
疲れた。思いっきり生体エネルギーを奪われた。
あまりに疲れて、帰ってきてビールも飲まずに寝た。休肝日になった。