とある自治体の、研修会の講師に招かれた。
いつもの人権研修会と思い、たかくくって、まったくリサーチなしで出た。
公民館とは全く異なった雰囲気。寄席とも全く違う。形容するのも難しい。
見たことも経験もないが、人口3万人くらいの町議会の聴聞会のような感じ。
前もって、会の『空気』を読んで上がればいいものを、いつもの調子で軽くあがった。
しかも、『勘也』も『まどか』も前座でいないサラの高座。
あがって、いつもの「満場割れんばかりの拍手ありがとうございます。」の一言。
研修会参加者が驚いた。演者も驚いた。お互い『えっ?』という感じ。
どれだけマクラ振っても、くすぐり混ぜても、笑いはこない。
「〇〇研修会で演るのが夢でした。」
参加者が肯いてメモ取ってる。
もう二度とT町によばれることはない。
しくじった。