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着々

 『上方落語の会』が着々と進行しつつある。
 観客動員が、全く読めない会。いったい何名お見えになるのか。手元に残ったチケットは無い。ローソン、ぴあでの販売はない。

 よくわからない。

 稽古も進んでいる模様。

 鴈次郎『阿弥陀ヶ池』。
 面白い。全体稽古で笑ったのは初めて。一月前に完成していた。
 ドカーンと来る気配が濃厚。

 勘米『地獄八景』。
 先週までは苦しかった。これから練りこみ。
 小紫蝶さんの噺があまりに残像に残りすぎて、評価は難しい。
 しかし、必ず上げてくるはず。どんな味付けにしてくるか、楽しみ。

 楽狐『ふぐ鍋』。
 稽古会の時、声でやや心配したが、どん、エトワールと共にライブを踏んで確実に腕を上げている。学生時代の財産を掘り返している。計算しつくした語りが並みではない。

 勘尺『青菜』。
 ゴメン、稽古に付き合ってやれなかった。
 勘尺には、あまりに裏方ばかり頼んで、申し訳ない。今度ひと月くらい、誰の稽古にも付き合わない。じっくり勘尺に付きっきりで稽古に付き合う。(向こうが嫌がる。)

 で、着々とその日が近づいている。
 勘タンの隠し財産『上方落語』が今花開こうとしている。楽しみ。

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2011年02月20日 19:07に投稿されたエントリーのページです。

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