日産から、完全電気自動車が発売された。価格が少々高いが、売れるだろう(多分)。自分ちで充電できるらしい。
汎用になるか、否かは、燃料充てんにかかる。遠出をして燃料切れで往生するのは、バカバカしい。
で、電気バイク。発売は、時間の問題だと思っていた。HONDAスーパーカブの電気バイクも完成している。
ここではたと気づいた。
≪電気バイクは売れない。≫
モーターで、静かに走る単車のニーズはない。
バイクの原型は、『馬』。アメリカンタイプはもろにそれを残している。
『どどどっっ』と、地面を馳せる音と振動、これこそ単車の真髄。
静かに走るバイクは、バイク・単車とは言えない。ライダーの購入意欲を、全く刺激しない。
単気筒の『ドドド』から4気筒の『ドルルルルゥ』まで、内燃機関(エンジン)の音が震えるからバイクは走る。ライダーは、そこを操(あやつ)る。
HONDAはとりあえず、モーターバイクを作ったが、Kawasakiが作ることは今後100年あり得ない。あそこのエンジニアのこだわりは凄いらしいから。
マーケティングするとライダー達が何を欲しがっているかわかる。
ライダーは、ドライバーに比べて、存在自体が環境だから、今更エコに感心はない。