12月19日のA新聞に何と落語関連記事が【5箇所】も載っていた。
11面:中野翠『落語の味わいを云々』
14面:立川談志
28面:桂七福
34面:三遊亭円窓
35面:柳家三三
それぞれ全く関連ない記事。
A新聞は落語提灯新聞でもない。どういうことなんだろう?
約30年昔、落語を始めたころ、落語はサブカルチャーだった。新聞に取り上げられることなんて、ほとんどなかった。話題になったのは『落語協会分裂騒動』くらいだった。
「落語やってます。」といっても。
「何ですか、それ。」みたいな(今風表現。)結構恥ずかしさもあったりして(今様表現。)
それが、今や新聞をざっと開くだけで、あちこち落語記事だ。
最近じゃ「落語やってるんですね。いい趣味ですね。」と来る。
別に悪趣味じゃないけど。「お前(めぇ)に落語の何がわかる。」とひとりごちる。
落語はサブカルが似合う(と思う)。