最近邦画が結構面白いので、少々期待していったが。やられた。
役者の半分がミスキャスト。演技指導不足。
映画の1/3が戦闘シーンだが、今一迫力不足。チャンバラにCGは要らない。
アイドル俳優は一生懸命役者の稽古・勉強しなきゃ。失笑がこぼれる。
やすっぽい(失礼)チャンバラでお腹いっぱいになる。多くの殺陣が撲殺に近い。
中で、松方弘樹の殺陣が光っている。スピードがあって美しい。さすが近衛十四朗の息子。月影兵庫を彷彿とさせた。
美しいチャンバラだと、斬られる方も安心して死ねる。
突っ込みどころ満載の映画。DVDが出て仲間とビール片手にわいわい言いながら突っ込み入れながら観ると結構楽しい(かもしれない)。
ヤモリとイモリの違いがわかってない。
冒頭『広島・長崎』に触れたコメントが流れるが、全く関係ない。監督の見識を疑う。