久しぶり映画2本立て。
午前中『ショウほど素敵な商売はない』
午後『悪人』
『ショウほど素敵な商売はない』
なんて、ダサい邦題なんだろう。ショウと商売をかけたのなら、最悪の邦題だ。
ショウは商売じゃないだろ。原題はbusiness。
アメリカの得意なミュージカル映画。
ドナルド・オコーナー(『雨に唄えば』ジーンケリーよりうまいと思う)始め、ミュージカル俳優が続々出てくる。しかし、助演で出てくるMモンローに全部持っていかれてる。つくづく凄い女優だったと、出演者全員、彼女一人にねじ伏せられてる。
ラストで、6人横一列で出てくる。向かって左端のモンローの比重が大きすぎて、全く絵になってない。
モンローが銀幕に出て来るだけで、圧がかかる感じ。リアルタイムで知らないが、相当なモンスター女優だったんだろう。
フェロモンかオーラか、そのあたりが常人の100倍くらいあった。ハリウッドの女優が束になっても敵わない。
モンロー自身、あまりの自分の分泌物を中和しきれず、ドラッグに走ったのかもしれない。米大統領の運命さえ左右してるんだから大した女優だった。
映画自体大したことはないんだけど、絶好調のモンローには圧倒される。
そう美人ではないんだけど。存在感はハリウッド史上最高なのではないだろうか。
『悪人』続く。