2年ぶりに『I小学校落語クラブ』が復活した。
子どもたちも待っていたようで、最高の人数16名が集まった。今のところどのような子が来ているのかわからないが、すくなくともじゃんけんで負けて仕方なしに来ている子はいない。
小学生の指導こそ、私の一番得意とするところ。『山椒大夫』と言われようが、『越後獅子』といわれようが、一枚看板を何人も育ててきた。
子どもへの指導は、落語への興味関心を持たせて、話す面白さを柱にして指導する。面白いから伸びる。その後一度お客様の前で演らせて震える体験を味わわせる。そこで這い上がって来た子が【青はっぴ】に袖を通す権利をゲットする。
今回ちょっと指導方法を変えて、『外郎売』から入る。基礎をがっちり鍛えて技術を教え込む。そしてお客様の前で演らせて見ようと思う。
さぁどうなるだろうか。
勘々、勘楽、勘也、勘児クラスの子が育ってくるかもしれん。レベル高い子を育てるぞ。楽しみ。これこそ教師匠のだいご味。