2024年04月22日

柳家権太楼・福多楼親子会

 福多楼師匠が真打になられて、権太楼師匠との親子会。

 番組
 一こう.『平林』      ぽん太
 一.『粗忽の釘』    福多楼
 一.『代書屋』     権太楼
  お仲入り
 一.口上       勘心・福多楼・権太楼・勘朝
 一.踊り
 一.『反対俥』     福多楼
 一.『井戸の茶碗』   権太楼

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 一言では言い表せない。素晴らしい寄席だった。
 長いこと興行としての寄席を運営してきたが、秀逸の寄席。

 こんな寄席を経験すると、お客様もスタッフも次が困る。
 つい、「この前の『親子会』は…。」と考えてしまう。

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 企画段階での楽狐のFFGへのエントリー。みごと助成金の獲得。

 授賞式への参加。

 当日、突然。ぽん太が権太楼師匠から稽古つけてもらう。
 そして、突然ぽん太が上手くなる。

 勘心の営業の手腕による大勢のお客様。

 極めつけは、権太楼の名人芸。

 『井戸の茶碗』
 どっかん、どっかん笑いを取る。

 あまりの刺激の強さに、茫然自失。
 仕事をするのが嫌になる。

 はやく、平常に戻らなければ。

2024年04月13日

『アイアン・クロー』

 「私もプロレスの味方です」
 『も』とわざわざ書いたのは。
 村松友視「私プロレスぷろの味方です」という」著書がある。

 「プロレスは八百長」と言われる方が多い。

 その意見に反論はしない。
 ただ、八百長の部分もあると反論したい。

 そういう方に限って生プロレスを観たことがない。

 あのエキサイティングな試合を見れば価値観が揺らぐ。

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 昔は、実に個性的なレスラーが多かった。
 カルホーン、マクガイヤー兄弟、カールゴッチ。
 そんな中に「フリッツ・フォン・エリック」というレスラー。
 握力が異常に強かった。
 伝説の技『アイアン・クロー』『ストマック・クロー』
 何のことはない、手で顔面や胃袋を掴むだけ。

 これが怖かった。
 もちろん今考えると、懸命に逃げれば逃げられる。

 ここがポイント。
 相手の技を受けてやるのがプロレス。

 もう、フリッツ・フォン・エリックは見られない。…と思っていたら。
 なんと、映画になった。

 まぁ、あまりいっぱんな作品ではないが、興味関心がある方はどうぞ。

2024年04月07日

『レイダース 失われた聖櫃』

 インディージョーンズシリーズ、第一作。
 1981年製作だからもう43年前になる。

 今見るとさすがにこれはいかんだろうと思えるところがある。
 先住民の描き方があまりにステレオタイプ。
 昔の映画にありがち。

 この作品『リオの男』J.P.ベルモントに原点が見て取れる。私見だけど。 

 午前10時の映画祭
 
 もう14年目に入る。ありがたい。企画。

2024年03月28日

『ザ・グレーテスト ショーマン』

 中州大洋のラストショー。

 名画が安く鑑賞できる。

 今になってお客が増えている。
 じゃもっと早くから来いよって感じ。

 ぼやいても仕方がない。
 
 『ザ・グレーテスト ショーマン』

 ヒュージャックマン。
 まさにダイバーシティ作品。
 自民党和歌山県連に見せたい。

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 中洲大洋。おそらく、一番通った映画館。

2024年03月02日

『愛と哀しみのボレロ』

 いかん、随分開いてしまった。
 この間たくさん映画は観た。
 「レザボアドッグス」「リバーランズスルーイット」等々。

 つい忘れる。

 で、「愛と哀しみのボレロ」名作。
 初見。

 フランス映画でもあり、いろんな人があちこち出てきてよくわからないまま。

 ただ、3時間越えの大作だったが、全く時間の長さは気にならなかった。

 ラストのボレロのバレエシーンは圧巻だった。

2024年01月03日

西鉄グランドホテル

 元旦から、仕事。縁起がいい。

 西鉄グランドホテルでの新春寄席。
 一部
 一.「担ぎ屋」       勘朝
 一.踊り          すず柑
 一.「初天神」       勘心

 二部
 一.踊り          すず柑
 一.「牛ほめ」       勘心
 一.「時そば」       勘朝

 三部
 一.「がまの油」      勘心
 一.踊り          すず柑
 一.「一目上がり」     勘朝

 めでたしめでたし

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 グランドホテルの「ヨイショ」もたっぷりと(笑)。 

 いいスタート  
 

2023年12月24日

第292回 商店街寄席

 今年最後の商店街寄席
 43名ものお客様
 熱気に包まれた。
 番組
 一.『鈴ヶ森』       ぽん太
 一.『時そば』       勘朝
 一.『宗論』        勘江
 お仲いり
 一.音曲・踊り       すず柑
 一.『淀五郎』(ネタおろし)勘心

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 縁者、スタッフそれぞれが自分の持ち場をしっかり役割を果たした。
 いい寄席だった。
 来年もまた。
 大入り叶。

2023年12月09日

『ボルサリーノ』

 『ボルサリーノ』
 アランドロンとジャンポールベルモント

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 「ボルサリーノ」というのはイタリア帽子メーカー。
 いい役者が被ると素晴らしいアイテムになる。

 誰とはいわないが、某政治家が帽子を被ってる。
 彼ほど帽子の似合わない人は見たことない。
 誰か止める者はいのか。
 大勢の取り巻きがいるだろうに。

2023年12月02日

『ブラックレイン』

 『ブラックレイン』
 監督:リドリー・スコット。
 高倉健、マイケルダグラス、アンディガルシア、松田優作。
 松田優作の演技が凄い。鬼気迫るものがある。
 撮影当時がんに侵されていた。当時は多くの方は知らなかったらしい。

 日本、大阪ミナミでの撮影は困難を極めたらしい。

 日本での撮影許可がなかなか下りなかったらしい。官僚主義の弊害。

 大阪府警の撮影はもちろん許可が下りるはずもなく。
 リドリースコットは激怒した。
 で、大阪府庁で撮ったらしい。今ではそれが人気スポットになっている。

 前半、『ブレードランナー』の匂いが漂う。

春画

 数年前。アジア美術館で『春画展』があった。
 春画が美術画として認められた。
 16歳未満は鑑賞できなかったが、なかなかの盛況だった。

 今回はその映画版。
 『春画』。ドキュメンタリー作品。なかなかよくできていた。
 ただSEXは鑑賞するものでなく、演じる体験するもの。だと思う。
 一人ではできないし、相手が必要。
 しかも行為に対して二人が同じ感覚を有しなければならない。

 映画や鑑賞は一人でできるが、行為は一人ではできない。
 一人でやってもむなしいだけ(笑)。
 ましてや、無理やりやると、法に触れる

2023年11月23日

イタリア映画

 一概には言えないが、イタリア映画は難しい。
 
 名作が多い。貴族たちが
 『鉄道員』めちゃくちゃ古い作品。
 子供のためにスト破り。ラストがあまりに悲しい。
 『自転車泥棒』これも古い。
 これも子供がかかわる。
 『山猫』巨匠ヴィスコンティ。アランドロンの隻眼が渋い。
 本物の貴族たちが出ている。まだヨーロッパに貴族が生き残っていることに驚いた。
 で、今回は『暗殺の森』巨匠ベルトリッチ。
 『ラストエンペラー』『ラストタンゴインパリ』の監督。
 
 一回見ただけではよくわからない。二回見てもおそらく、わからないだろう。
 だから、もうあきらめる。
 フェリーニは何とか背伸びすれば解りそうな気がする。
 イタリア映画は二人で行ってはいけない。
 特に彼女とはダメ。
 鑑賞後感想を求められたら、絶句する(笑)。

 さて、来週は『ブラックレイン』。
 これはわかりやすい。高倉健。松田優作。アンディガルシア。マイケルダグn

 おっと、イタリア映画の話題だった。
 軽々に語れない。

2023年11月18日

第290回商店街寄席

 11月商店街寄席
 32名のお客様
 番組
 一.『天狗さし』     楽狐
 一.『死ぬなら今』    勘栄
 一.『軽業講釈』     勘春
 お仲入り
 一.『加賀の千代』    ぽん太
 一.踊り         すず柑
 一.『辰巳の辻占』    とまと

 稽古会を越えての全員落語。

2023年11月13日

AV女優

 AV女優の地位がかなり高くなってきた。いい傾向。
 
 一昔前の感覚とかなり異なる。

 素人が簡単に就ける職業ではなくなってきた。
 志してもなれる職業ではない。

 参考:『職業としてのAV女優』田中敦彦著

 ところが、著書によると今AV女優が危機的状況らしい。

 そういえば、目にしなくなった。レンタルはあるのだろうが、需要がないらしい。

 彼女たちはどうなっているのだろう。

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 紗倉まなというAV女優。かなり昔からAV界板頭を張っている。
 マルチ才能がある。まず才能としての美形。演技力がある。作家として小説も出版。
 「最低」という作品。まぁ作家の才能はいまいちかな。

 メディアにも出ている。

 先日ついにイヌHKにも出ていた。
 高橋源一郎と対談。

 ただ、イヌHKは紗倉まなの紹介を
 「作家として活躍する紗倉まなさん」だと。
 ばかばかしい。AV女優と表記しきれない。

 ここがイヌHKと揶揄される所以。

 番組で堂々と
 『AV女優の紗倉まなさん』と紹介すらできない。
 じゃぁ出すなって。

 驚いたのは高橋源一郎が昔「AVビデオの監督をやったことがある。」
 とカミングアウトしたこと。
 
 村西とおると黒木香からずいぶん経つ。
 〇HKは相変わらずイヌHKのまま。 

2023年11月12日

『ゴジラ 01』

 ゴジラシリーズは実写版だけで、全37作。ハリウッド版含む。
 
 『ゴジラ10』2023年11月放映中。

 もちろん観に行く。ゴジラ作品全部視聴している。
 昭和30年代生まれはほとんど同じ。ゴジラとともに成長してきた。
 日本の高度成長とともに育った世代。

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 『ゴジラ1.0』
 私見だが、ゴジラシリーズで最低。
 時代考証。ラスト。製作費。対立軸(戦う相手)。等々。
 どこをどう見てもお粗末作品。

 高評価する意見もある。
 ヘビーウォッチャー勘朝は評価しない。今までのゴジラ作品に失礼な出来。

2023年11月08日

国家プロジェクト

 プロジェクトが悪いとは思わない。

 ただ、国家が住民やマイノリティーの意見を十分にくみ取って行うプロジェクトは
 あり得ない。

 そこには意見や思想信条の異なりが必ず存在し、
 多くがいや、ほとんどすべてがマジョリティーの思惑で進んでいく。
 そこに多数派で進められる怖さが潜んでいる。

 ストップさせるために
 「投書」「住民請求」「選挙」「請求権」があるが、果たして正常に機能しているか。
 判決を見る限り止まった例を知らない。

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 辺野古、原子力、東京オリンピックパラリンピック、万博、リニアモーターカー
 挙げればきりがない。

 明確に強者の論理で進んでいる。

 どれもこれも止めればいいと思っているのはマイノリティー。

 政財界、一部受益する企業。〇通、博〇堂。一部上場企業。
 日本の衰退を願っているわけではないが、もうそろやめていい。

 我々は70年前とんでもない国家プロジェクトを許してしまった。

 その結果がどれだけ酷い目にあったか。

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 国家が何かぶち上げようとする時。必ずそこに「隠された悪」が仕込んである。

 それを冷静に暴く「眼力」が私たちに必要。

 CF:「国家と家族は共謀する」信田さよ子著。