「芸人という生きもの」 吉川潮
この本は3部にわかれていて、
1部は、すでに亡くなった噺家について、
2部も、すでに亡くなった色物芸人や俳優について、
3部は、現在活躍中の噺家について、
それぞれ書かれています。
まぁ、落語家の好みは人によって違うので、
「こういう噺家さんが、吉川先生はお好きなのね。」
という感想だったんですが、
2部の、特に色物芸人さんとの思い出が、秀逸でした。
こないだ、鶴笑師匠もおっしゃってたけど、
テントさんの芸は、テントさん限り。
そうなんだよねー、と納得。
個人的には、早野凡平の芸をもう一度見たいと思った。