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120%同感

朝日新聞土曜版、「be」の青い方に、
作家が食についてエッセイを月替わりでつづるコーナー?がある。


普段はうちか事務所にこもっているであろう作家たちの、
食に関する話は、なかなか面白い。


今月は、平野啓一郎。
私は、「かたちだけの愛」しか読んだことないけど、
「あぁ、こういう恋がしたいなぁ・・・。」と初めて思った本。
普段は、何を読んでも、そんなこと思ったことないんだけど。

で、今日の内容。
詳しくは元ネタを読んでいただきたいのだが、
簡単に言うと、「おいしい」というのは、そのときに感じるのではなく、
たとえば大学時代に好んで食べていたものや、なじみの店に、
ある程度いろいろおいしいものを食べて、大人になった頃に行くと、
あまりおいしくない、と感じ、それで気づくものだ、ということ。


なるほどねー。
私は下戸だから、お酒の話はできないが、
果汁10%のオレンジジュースから、
100%有機農ストレートオレンジジュースに替えた直後は、
さすがにおいしいと思うだろう。


でも、また10%のジュースを飲めば、それ以上に、
100%ジュースの「おいしさ」との落差をひしひしと感じるだろう。

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2012年12月15日 16:59に投稿されたエントリーのページです。

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