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葛藤。

「問題である」と思われる日本語は、
人によって違うのは百も承知ですが・・・。


バイトしていたり、20代の日本人の友人が多い場合の学生に、
「彼らが使っている日本語が、なぜ授業では学ばないのか?」とか、
「友人の日本語が、教科書に照らしあわせると間違っているのに、
 なんでみんな使ってるのか?」
と詰め寄られる場合が多い。


そういうときは、自分の見解も含めて、
「教科書の日本語」を学ぶ意義を説明するのですが・・・。


社会人だと理解してくれますが、大学生には・・・。
ある学生は、友人に
「おじいちゃんみたいな日本語話してるね。」といわれたのが、
すごくショックだったそうです。


ちなみに、私が違和感を持つ日本語の単語はたくさんありますが、
ひとつだけ例を挙げると・・・。
「カツゼツ」です。


公的な場とかで、堂々と使われすぎてる気がします。
生徒(ここでは外国人ではなく日本人)の作文や、
小論文にまでしばしば見受けられるのですが、
「そういうところに書く単語」ではないと、私は思います。
単語として、みっともないとか、レベルが・・・、とか、
そういう次元の話ではないので、あしからず。


ちなみに、私が持っている広辞苑には「カツゼツ」は載っていません。
辞書よりも、世論が認めれば、それはそれで言葉として、
違和感を持ってはいけないのでしょうが・・・。

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2009年11月22日 21:45に投稿されたエントリーのページです。

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