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『無法松の一生』 三船敏郎Ver

 先日の阪東妻三郎Verとほとんど同じ脚色。
 もちろん監督が同じ。

 ただ一つ、松五郎が吉岡夫人に淡い恋をするシーンが残されている。
 以前は完全にカットされている。
 無学な松五郎が大尉の後家さんに恋するなんてありえないということだろう。

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 本当の戦後史はどうだったのだろう。
 多くの戦争未亡人が生活のために春をひさいだ。
 もしくは一人寝の体のほてりに耐えきれず、求めた。
 この方が人間らしいと思うのだが。非難する方が間違っている。(と思う。)
 落語はそこを肯定する。だから面白い。
 落語に倫理観を要求する方が間違い。

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 さぁ、4月からは「午前10時の映画祭14」
 第一回は『ジュラシックワールド』あの歴史的な第一回の作品。
 観たいなぁ。

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2023年03月18日 18:59に投稿されたエントリーのページです。

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