そろそろ、隠居の準備に入りたい。
隠居。現役を退いて、後輩に実務をゆだねる。
いつまでも最前線にいて、どうこう指揮するのは潔くない。
もう落語会は三代目。
家族は、息子の世代。
現役の仕事も、そろそろ若手が主流。
ただ、なかなか譲り切れないのが人の常。
どんな歴史上の人物でも結構引き際でトラブってる。
「ご隠居さん。」と呼ばれるようになるためには
腹づもりがいるようだ。
また、御隠居さんになるためには、経済的な自立も欠かせない。
後必要なのは定吉と、茶の湯道具一式と、根岸の里のわび住まい。
根岸は無理でもわび住まいはある。