コロナ渦がどんどん深まる。
緊急事態宣言の下、様々な「不安」「不信」「怒り」が表立ってきている。
人間の業。
今まで社会的制御が効いていたが、差別、嫌がらせ、排除が表立ってきた。
非難が、はじめ「感染者」に、次に「医療従事者」、
そして「営業を続ける店」「商店街やパチンコ店に集まる人」へと向かってきた。
店舗、施設を監視して、ネットで晒し、貼り紙をし、通報までするようになった。
自粛警察というおぞましい集団が登場。
匿名の密告が社会現象になっている。
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戦争と政治家が表現した。まさにいまは戦時中。
先の戦争で隣組という監視社会を経験した私たち。
憲兵が跋扈し痛いほど警察社会の辛酸をなめたはずなのに、同じ構造にはまっている。
それを正さなければならないマスコミが、提灯持ちをしている。
「ポピュリズム的なもの」「ワイドショー的なもの」
が社会的な負の勘定を増大させている。
(一部、朝日新聞参考)