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稽古会

 土曜日、久しぶり稽古会。

 第一土曜日、公民館の都合で一回スキップ。

 連中が集まって、批評しながらそれぞれの演者を上手くしていく。

 昔「三光さん」(当時:勘仁)が、全体稽古を「集団いじめ」と表現していたが、
 私たちには「師匠」がいない。全員で上手くなるしかない。
 
 あれこれ・あちこち批評しあいながらうまくなる。

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 私事で恐縮だが、膝と滑舌に弱点があり、全体稽古に参加できずにいる。

 自分で、己の絶頂期を知ってるだけに、辛い。

 15年前に戻りたい。
 『勘朝連続三連夜』など、三日連続独演会をぶち上げたこともある。
 三日間新ネタ三本は相当大変だったが、かなり充実していた。

 また、『怪談市川堤』など下座・火の玉・幽霊二名・百斤蠟燭二本・照明まで、
 スタッフ総動員で取り組んだこともある。
 『怪談牡丹灯籠』に四人がかりで演じたこともある。
 尺が3時間近くかかった。
 ・・・・・・止めよう、自慢話に聞こえる。過去は過去、前を向いて演るしかない。

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 あ~『居残り佐平次』『品川心中』『おしゃれな入院』『愛宕山』『紙入れ』
 『寝床』『火炎太鼓』『真面目な生徒高倉君』『ハングゴ犬の目』
演りてぇ~(涙)。

 今のところ『大工調べ』『時そば』『皿屋敷』の三つしか取り戻せてない。

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 普通、年齢を重ねるにつれて、ネタが増えていくし、味も出てくるのだが、
 私の場合、どんどん下手になって行く。

 急いては事を仕損じる。
 ゆっくり、ゆっくり。ネタを取り戻していこう。

 完全な愚痴日記になってしまった。猛省。明日の日記はポジティブに。

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2019年08月11日 02:47に投稿されたエントリーのページです。

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