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偏狭なナショナリズム

 情報操作されているような気がする。

 嫌韓・嫌中の書籍や雑誌類の偏狭なナショナリズムは誰にでもわかるが、
 気づかないところでの情報操作を感じる。
 
 いつの間にか私自身が操作されているような感じ。

 慰安婦像設置や、徴用工裁判のニュースソースの発信のされ方。
 韓流アイドルの反日をあたかも大きく報道するメディア。

 いつの間にか、
 「韓国もそこまでいわんでもよかろう・・・。」と嫌韓サイドに半歩ずれている私。

 私だけなら大したことはないが、これが数万人にもなると、ただならぬ量になる。

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 私は愛国者
 絶滅しそうな在来種には気を遣う。
 自然に優しい生活を心がけている。
 河川を汚さないように気を付けている。
 四季折々の草花の恩恵に感謝している。
 国土を徹底的に汚染しまくる原発に憤る。
 そういった愛国心は人並み以上に持っている。

 ただ、社会学的な愛国心には欠けているのかもしれない。

 領土問題には神経をとがらせないし、
 土俵に小池百合子が上がればいいと思っている。
 (ココ、勘春さんと意見が違うところ。みんなちがってみんないい。)
 韓国人や中国人が来なくなると福岡の経済は失速すると信じてる。

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 別にアメリカ大統領やドイツ・ポーランドに限らず
 世界中が偏狭なナショナリズムに覆われているような気がする。

 フランス大統領の第一次世界大戦終了100年記念演説を聞きながら、
 納得させられた。

 相変わらずアメリカ追従の日本。
 私がそうなってはいないだろうか。秋の夜長、しばし考えてみたい。

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2018年11月14日 20:31に投稿されたエントリーのページです。

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